500色の色鉛筆というのを知った。
面白半分にネットで検索してみた。
わりと力を入れたサイトになっていてちょっとびっくり。
最初面白い企画だなって思ったのですが、2分くらいでげんなりした。
僕に言わせたらこんな無駄な企画はない・・。
僕はよくいろ鉛筆を使って絵を描いていました。
細かいものを合わせたら160色ほど持っています。
同じ色でも発色が違ったりタッチが変わるものを合わせたら300くらいになるかもしれません。
しかし・・・・ 実際にはこんなに使いません。
50色もあれば充分です。
いえ24色でいいかな・・・。
しかも描いていて一番面白いなと思う描き方で使うのは3色です。(実は一番微妙な色合いが出せます。)
膨大な色があるとこれはすばらしい絵が描けるぞなんてうっかり思ってしまいがちですけど、数が増えれば増えるほど案外それに踊らされてしまって平べったくなってしまうんですよねぇ・・・。
500色なんてものを使いこなすには着実に重ねられてきた経験と磨かれた感性、それに裏づけされた技術が必要だと思います。
それに素人が見たってわずかな色味の違いなんてわかりはしませんw
さらに色鉛筆は筆圧で濃淡を出すこともできるんですよね・・。小学生のころ学校指定の『ピコ』という色鉛筆には肌色がなくてみな人物を描くときは橙色で塗っていました。当然とんでもない色になるのですが、この橙色をごくごく薄く薄くかする程度にのせるとなんと肌色になたんですよねww
さて、買った人はどんな使い方をしているかと購入者の声を見てみたら、使っているという人はたった一人だった・・・。
みんな眺めたり飾ったり色事につけられたとっぴな名前で盛り上がったりしているという・・・。
別に美術品だとも思わないし、職人の作品であるわけでもないのにな・・・。
色には赤毛のアンがつけそうな名前がそれぞれつけられていますが、これがどういうわけか僕の感性とそりがあわず、『イラッ☆』としてしまいました・・w
何たらのそらだとか、どこぞの苺だとかついていましたが、そんなのは描く側が決めること!!
その空だって1秒たりとも同じ色ではないはずなのに何でそう決めてしまうかなぁ・・。
創作者の足かせを画材がしてどうする、よけいなお世話ジャって感じです。
赤系だから苺?夜や日陰のはそうじゃない、物陰では青く見える事だってあるのだ。
オシャレに、素敵な印象にしたいがためにカッコつけてつけたのだろうが・・あれはちっとも実用的ではない・・。
なくなった色を探すときあの名を画材店で言うのだろうかと思ったら一色ずつは売らないらしい。
なくなった色を補充するには25本セットを買わなくてはいけないそうだ・・・なんじゃそれは・・。
そしてさらにこの商品の素敵なことは、一括で届かないことww
毎月少しずつ届くのだそうな・・・ディアゴスティーにか!!!
こうなると本当に画材ではなくコレクション品なのかもしれない・・。
贈り物にもできるらしいけど・・・。
僕はいらないなぁ・・・・・場所とりそうだし・・・・。
まずつかいこなすことなぞできん!
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