『からくりサーカス』を読みました。
読み終わる間に何回泣いただろう。何回泣いただろう。しかもあれだけ広げた大風呂敷をちゃんと回収しているところがまたすごい。
しかしどうしても一つ解けない疑問があったんですよねぇ・・・。
白金はなんでアンジェリーヌの体内にあった『柔らかい石』にこだわったんだろう。
自分が作ったものが中国の泉に沈んでいて『生命の水』が溢れているんだからいろいろ根回ししなくて済んだはずなのになぁ。
2010-06-14 01:47
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コメントお久しぶりです!
なんだか気になる感じのお話ですね~。漫画ですか?
広がりまくった大風呂敷をキレイに収めるお話には
あまり出会ったことがないので、その点だけでも興味があります^^
タグにうしおととらが入っているけど、関係あるのかしら~。
うしおととらは読んでました!!
by まゆり (2010-06-14 17:39)
まゆりさんこんばんは。
さらっと書かれていた事実が実は後には大きな意味を持ってくる。
たった一言、ふとある人が口にした台詞が、後々大きな転回を生んでしまう。
どんな小さな歯車も、舞台装置を動かす大きな歯車につながっているかのようなかなり綿密に組み上げられたお話です。(もちろん、突っ込みどころもいくらかありますけどw)
『うしおととら』をタグにいれたのは、作者さんがおなじ方だからです。
あれを読まれていたのでしたらお分かりかと思いますけれど・・・演出が大変すばらしいですよ!!
絶対(いい意味で)泣けますのでご一読ください!
by xephon (2010-06-15 01:28)
takehikoさんこんばんは。
別に石がなくても生命の水は取れましたからねぇ・・。
あの泉を確保したらよかったのではないかなぁって思いました。
ねたばれになるので言いませんけど、彼女が生まれた時あれだったので、彼女のお風呂を狙うって手もあったような気もしますw
by xephon (2010-06-15 01:32)
おはようございます。
ついに読破なさいましたかw
僕は『うしおととら』からの藤田ファンですので、これはリアルタイムで読んだものです。
こちらを拝見して、本の山から捜索を開始したのですが
外国に住んでいる友人が送ってくれた外国版の2冊を含め
比較的年代の新しい層から、10冊しか見つけられませんでした・・。
僕の情けない記憶を辿っても、本と同じくとぎれとぎれで・・・w
毎週読んでいると見落としがちの細かい事も
通して読まれるとあれ?っていうことも見つかるものですねw
何しろ勢いのある作品ですので、
読むこちらもむさぼるようにがつがつと読んだものですw
それを差し引いてもあまりある素晴らしい作品であることには間違いありません^^
登場人物の沢山の出会いと別れひとつひとつが
大団円に向かって、からくり仕掛けの歯車のようにきっちりとはまって
すべての出来事が動いてゆく見事さ。
歓びの出会いも、悲しい別れも
それぞれの人物の最高のエンディングへと導かれてゆく心地よさ。
善も悪もそれぞれの心に持ちながら
もがき、あがきながらも懸命に前を向いて生きようとする
すべての登場人物たちと共に、僕も号泣しながら読みましたw
by takehiko (2010-06-15 08:03)