ボロドウさんを追いかけたんだよーっ! [イェルクッシェ]
イェルクッシェ:さっきボロドウ2世さんを追いかけて遊んだんだぁ!ボロドウさんはにげるのがはやくておもしろかったよー!
植木鉢の中まで追いかけたんだけどいなくなっちゃったんだぁ。
おもちゃくれると思ったのになんにもなかったねぇ・・・。先に来た子が持って行っちゃったのかなぁ?
Scene”Slasher” [仮面ライダー]
夜十時を過ぎても誰もが家に帰るわけではない。
遊戯施設に繰り出したり、飲食店で過ごす者も数多くいる。だから街は夜中になっても灯りが途絶えないのだ。
しかしその灯りも夜のすべてを照らしているわけではない。そして明るい中に転がっている闇は暗い中のそれよりも注意が行かない、あるいは意識的に目を向けられないと言うのが人の習いでもある。
Scene”Past” [仮面ライダー]
香川は荒らされた研究施設の一室でベルトから戦闘データを抽出していた。
ハードウェアシステムと呼ばれる強化外骨格、こんな数時代先取りしたようなものが存在しているのには訳があった。
Scene”Sister” [仮面ライダー]
Sceen”Sister”
教室の窓側の席と言うものはついつい視線が外に向いてしまう。
少し開いた隙間から早春の優しい風が彼女の肩辺りで切りそろえた髪を静かになでていた。
Scene”Arts” [仮面ライダー]
白銀の戦士はくいっと軽く首を外に向けた。
蜘蛛は促されるように店の外に一足飛びに飛び出した。入ってきたところと別のところだったものだから再びガラスやら窓枠やらが道端に四散する。
Scene”Change” [仮面ライダー]
侵入者を許したと言う事実自体がにわかに信じがたいが、訓練ではないことは明白だ。
鳴り止まぬ警報は施設内に鳴り響きその一見小規模に思える施設は瞬く間に厳戒態勢をとっていた。