イェルクッシェ:時々大人は難しいことを言うんだよ。 [イェルクッシェ]
えっとねぇ?僕は時々ゼフォンと「おかいのも」に行くんだぁ。
おかいのもの時はね?いい子にしていなくっちゃいけないんだよ?
だってね?飛び回ったらお店の人が困っちゃうんだってー!だからお店で遊んでいるのはいい子じゃないんだ。
だから僕はね、いっぱい飛び跳ねたいんだけどゼフォンのポッケのなかでぐーーーっと我慢しているんだよ。
本当はいろいろ見てみたり、ものの隙間や棚の後ろに入って遊んでみたんだけどお店は遊んじゃいけないとこなんだからしないんだぁ。
おかいのもおわって線路のとこに来たときにね?ゼフォンはなんだか悲しそうなお顔をして僕のお顔を覗き込んだの。
それでいったの。
『僕はね、小さな子供のころ、ワゴンの後ろに入ったり走ったことがあるんだ。それはしてはいけないことなんだよ。』
僕はゼフォンはごめんなさいしたのかなぁ?っておもって首を傾げたらね?ゼフォンは僕の頭をくいくいなでてまた言ったの。
『大人ってやつはいつだって子供に都合を押し付けるんだ。』
それでね?なきそうなお顔になって言うんだ。
『僕は君にいい子であることを押し付けているかもしれない、だから君はお店でいい子にしているんだ。君は君でいることが一番なのに。』
僕はゼフォンがなくのはいやだったから力いっぱい両手でゼフォンの指を握ったよ。だってどうしていいのかわからなかったんだ。
ゼフォンはいろいろ教えてくれるけど、時々とっても難しいことを言って、僕はよくわからないときがあるんだ。
でもゼフォンが悲しいのは僕、すごく嫌なんだ。
そうしたらゼフォンはちょっとだけ笑ってありがとうって言ったんだ。
『これも僕が君に押し付けたことじゃなければいいんだけど。』
僕は何か押し付けられた覚えなんてないんだけど、ゼフォンは僕にごめんねって言ったんだ。
僕がもっと大きくなったらゼフォンが言った難しいことがわかるかなぁ?
ゼフォンはよく僕に『君はいい子だね。』っていうんだけど、僕に初めて『君は無理していい子である必要ないからね。』って言ったんだ。
なんだかよくわからないんだけど、僕はいい子になりたいんだけどなぁ。
いい子にならなくていいってどういうことかなぁ?
いい子はいい子なのになぁ。
ゼフォンがさびしそうだったからお顔のとこまでよじ登ろうとしたけど自転車を運転しているときは危ないからそんなことしちゃいけないんだ。
だからお歌を歌ってあげたんだぁ。
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イェルクッシェくん。
君がいい子でも、悪い子でも
きっとゼフォンさんは君の事大好きだと思うよ。
だって君は君だもの。
大好きだから、君が怪我をしたり、
他の人に嫌な思いをさせたりして悪く言われてしまったら、
とってもとっても悲しいと思うんだ。
僕も元気で
いつもじっとしていないエネルギーに溢れている君が大好きです。
君とゼフォンさんが長い時間をかけて築いてきた
優しいあたたかい絆に触れる事ができて
とても幸運だったと思います。
お買いものをする場所で、
お耳とお目々だけを一生懸命働かせている君も、
お外で泥だらけで走り回っている君も、
床いっぱいにお絵かきをしてしまう君も、
大きな声で精一杯歌ってくれる君も、
みんなみんな君らしくて僕は大好きです。
by takehiko (2009-05-08 13:05)
イェルクッシェ:良くわからないけど・・大好きだって言ってくれてうれしいなぁ!
僕、もっといいこになりたいのにならなくていいってまだ難しいなぁ・・。
でも悪い子になるのはいけないことだよね?
大人はやっぱり難しいや・・・。
by xephon (2009-05-17 22:39)