なぞなぞ第四問
「第四問:そこはどこ?」
大臣は満足そうに頷きました。
「ちびすけ共、やるではないか。」
大臣は知恵のある者を探している事と先程の若者がこの問題を解けなかった事、そして知恵者を募っている理由を説明しました。
「知っての通り、国王が何者かに誘拐されたのだが、王はいつも連れているおうむに手紙を託すことが出来た。本来ならばおうむに案内させる所だが、ここにたどり着く間に鷹にでも襲われたのか満身創痍での。王も国民に渡ってもすぐに意味が分からぬように暗号にしてよこした様なのだ。」
飲み込みの早いノドが言いました。
「つまり問題を解いた賢いものに暗号を解かせようという事ですね?」
大臣は頷きました。
イェルクシェはその時のお髭のゆれ具合が面白くてぶら下がってみたいと思いました。
そして大臣は三匹を別室に通しました。そこは謁見の間とはうって変わり質素で暗ぼったい部屋でした。
誰も来ないことを確認すると大臣は鍵をかけました。
お部屋の中には大臣と近衛兵とリヴリー達だけになりました。
イェルクッシェは辺りを物珍しそうにきょろきょろし、壁掛けや鎧の側に行ってつついたり眺めたりしました。
ポイトコナがそれを「王様が先だよ、響鬼さんだよ。」とたしなめました。
大臣は机の上に問題の紙切れを置きました。
「これだ。」
三匹は机の上に飛び乗ってじいっとそれを見つめました。
『余は『やゆよら』の『てい』におる。』
ノドはすぐに読み終えましたが、他の二匹は最初の「余」が読めなくてその周りをぐるぐる回りながらみていました。
「ここ(余)が分かったら全部読めるのになぁ。難しい暗号だね!」
「うん、イェルクッシェ君の言うとおりだね!」
ノドは笑って読み方を教えました。
「そっか?、じゃぁきっと「やゆよら」って所の「てい」って所にいるんだぁ!」イェルクッシェが胸を張りました。
さて、それはどこの事でしょう。
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ノド:お怪我したオウムさん、元気になったかな?
またいっぱい飛べるようになるといいね^^
次のモンダイ・・・これは難しかったねぇ・・。
いっぱい紙を散らかせて考えたなぁ・・。
よしっ!もう一回解いてみるぞっ!
あ・・あれ・・?
へんだなぁ・・・。
なんだか違うみたいだなぁ・・。
あれぇ・・・?
by takehiko (2009-08-05 00:00)
イェルクッシェ:オウムさんかわいそうだったねぇ。でもきっとすぐよくなって飛べるようになるんだぁ。
問題はね?簡単だよ!やゆよらってとこのていってところなんだぁ!
by xephon (2009-08-16 16:03)